芥川賞作家である村上龍さんは、小説家としてだけではなく映画監督・脚本家・テレビ番組MCなど幅広く活躍されています。
また高級住宅街の戸建てや、こだわりの愛車を持っていたりするので、総資産は約3億円と考えられます。
芥川賞作家になると年収や印税はどのくらいになるのでしょうか。
自宅や愛車についても併せて紹介していきます。
村上龍の総資産:全盛期の年収
村上龍さんは小説家、映画監督、脚本家など幅広く活躍しています。
1976年には『限りなく透明に近いブルー』で芥川賞を受賞し、100万部以上を売り上げました。
テレビ番組『カンブリア宮殿』でもホストを務めること20年近く。
これらの活躍により、全盛期の収入は約1億円を超えるのではないかと考えられます。
タレント業
アルバニアがバルト三国にあると勘違いしていた。何という無知!pic.twitter.com/uqNjBVfyc1
— 村上龍Bot (@cambriashoumou) April 3, 2023
村上龍さんは『カンブリア宮殿』に長年出演し続けているなど、タレントとしても活躍しています。
『芸能事務所.com』によると、テレビ番組のMC報酬は1番組当たり40万円~100万円。
「カンブリア宮殿」ホストの収入は、1番組あたり約50万円で計算すると週1回放送で年間2,600万円となります。
安定した収入源になりますね。
過去には、別番組でもホストを務めていたり、CDのプロデュースを行ったこともあるよう。
また、映画監督や脚本家としても精力的に活動されていたこともあり『キャリアガーデン』を参考に、映画監督の相場1本300万円とすると3,000万円近く収入を得ていたことが考えられます。
印税など
村上龍さんの本業である執筆活動による印税は、芥川賞受賞歴があることからほかの作家よりも高くなっていると考えられます。
小説の印税率は、一般的には紙の書籍(単行本・文庫本)が8~12%で、電子書籍は20~70%。
村上龍さんの作品で最も売り上げた作品は、芥川賞受賞作の『限りなく透明に近いブルー』で、『2016出版指標年報』によると約131万6000部の売り上げ。
350円×1,316,000部×0.1=46,000,000円
定価は約350円なので、この作品の印税だけで約4,600万円となります。
『コインロッカーベイビーズ』や『愛と幻想のファシズム』なども代表作として今なお人気。
・電子書籍:『歌うクジラ』1500円×10,000部×0.4=6,000,000円 約600万円以上
・講演やイベント 約50万円/1回
・連載 約5,000円/1回
村上龍さんは印税率が高い電子書籍出版にも力を入れており、自ら会社を立ち上げて書籍の販売を行い、印税率40%で設定しているんだそう。
『ITmediaNEWS』によると、新たに出版した『歌うクジラ』は1500円で1万部以上の販売とのことなので、約600万円の印税ということになります。
また公演やイベントにも出演しており、『講演会biz』によると中堅作家で1回講演料50万円。
また、連載も様々な媒体で行ってきており、メールマガジンを通じての評論連載も行っているとのことで『年収ガイド』によると連載の相場は1回約5,000円とのこと。
今なお時代を読んで新たなビジネスを開拓する村上龍さんの印税は、約5,000万円を超えるのではないかと考えられます。
全盛期の年収
ここまでのことを踏まえると、村上龍さんの年収は約1億円ほどになると考えられます。
過去に村上龍さんは「書籍の印税等は自身が設立した事務所の所得として計上しているため、収入については事務所の社員扱いで年収数百万円」と発言したこともありました。
しかし村上龍さんは、収入を増やすための独自の販売戦略を用いていることもあるので、作家の分野ではトップレベルの収入を得ていると思われます。
村上龍の総資産:自宅
村上龍さんは過去に横浜市の「美しが丘」に自宅があることを公表しており、今現在もその家に住み執筆活動をしている思われます。
「美しが丘」は落ち着いた高級住宅街のある有名な街として知られているそう。
村上龍さんの自宅情報について、詳しく紹介していきます。
住所
村上龍さんは、神奈川県横浜市青葉区の住宅街で豪邸を構えているということです。
たまプラーザ駅の近くで「美しが丘」という町にあり、横浜市のセレブ達が集まる高級住宅街に40年以上住まわれているとのこと。
その地域は渋谷まで約20分と交通アクセスが良く、商業施設も充実しているそう。
緑豊かな街並みと閑静な住宅街が広がり、特に美しが丘エリアは歩行者専用道路や車の通り抜けを防ぐクルドサック方式を採用するなど、住人に優しい工夫がされています。
美しが丘にやってきました。ここでは良好な住環境を維持するために、クルドサックと呼ばれる環状の行き止まりを設けることで通過交通を無くし、歩行者専用道路を設けるなど、歩行者と車のアクセスを分離するラドバーン方式という街づくりの手法がとられています。(66期企画室長) pic.twitter.com/lHN85QOjp6
— 東京大学地文研究会地理部 (@UT_Chiribu) November 18, 2017
静かで落ち着いた、執筆がはかどりそうな地域ですね。
外観
村上龍さんの自宅については、過去に公開された情報がネット上に残っていました。
広い土地の上に立つ、豪華な外観でやねのうえにはソーラーパネルらしきものが見えます。
庭も広く、知り合いをたくさん呼んでのBBQも楽しめそうです。
価格
美しが丘の街での一戸建ての相場は「ウチノカチ」によると、坪単価194万円(約58.6万円/㎡)とされています。
新築一戸建ての価格は、9,380万円~2億4,800万円程度だそう。
村上龍さんの公開されている自宅情報だと、2億は超えそうな豪邸になっています。
村上龍の総資産:愛車
村上龍さんは、長年ボルボを愛用していることで知られています。
フェラーリや日産も使用しているようですが、ボルボへの愛着はひときわ強いそう。
電気自動車へも関心を寄せるなど、自動車全般に興味をもっているようです。
車種
最初に「ボルボ・264」を購入し、それから「ボルボ・S60 R」「ボルボ・S60 Polestar」と乗り続けているんだとか。
ボルボ『XC70』が電動SUVとして復活、EV航続200kmのPHEVにhttps://t.co/q5XcOHwJTB#新型車 #ボルボ #XC70 #電気自動車 pic.twitter.com/Ke6DJP6tE9
— レスポンス (@responsejp) May 12, 2025
「今のボルボが何代目なのか覚えていない」と語ったこともあるそう。
そんなボルボの特徴は「トップクラスの安全性能」と「洗練されたデザイン」「走行性能と環境性能の両立」の3つの要素となっており、世界的に高く評価されています。
「ボルボ・S60」の価格は679万円~909万円で、中古車価格だと約800万円。
人気のSUVである「ボルボXC40」は、679万円~で中古車価格だと約500万円となっています。
車へのこだわり
村上龍はボルボを長年愛用していますが、車選びにおいては「安全性」と「走行性能」を重視しているとのこと。
彼は過去に交通事故を経験しており、その際に「ボルボに乗っていたから命が助かった」と公言していました。
その昔、村上龍は車を路駐して車内でタバコを吸っている時に横からタクシーが時速100㌔で村上龍のボルボに突っ込まれた事があるらしい。だが、ボルボの車の造りがしっかりしていた為無傷で済んだとの事。「ボルボに命を救われた」とのこと。
— でこ (@deko_animework) December 23, 2010
この経験よりボルボの安全性への信頼が強くなったのだと思われます。
また、ボルボについて「車を走らせているという感覚ではなく、車と一緒に走っている感覚」と語っており、運転の楽しさやフィーリングを大切にしているよう。
また、電気自動車(EV)にも関心をもっており、坂本龍一(さかもとりゅういち)さんとの対談では、EVの未来について議論していました。
まとめ
今回は、村上龍の総資産は3億超え⁉全盛期の年収や印税、自宅の価格や愛車についても!
〇村上龍の総資産:全盛期の年収
〇村上龍の総資産:自宅
〇村上龍の総資産:愛車
についてご紹介させていただきました。
これからも現役で頑張ってほしいですね!



