2024年8月20日に熊本県天草市にある轟の滝で川遊びをしていた人たちが、体調不良を訴えたということがありました。
今回は、【なぜ】熊本県轟の滝での体調不良の原因は?水質や気温の問題?について深掘りしていきたいと思います。
【なぜ】熊本県轟の滝での体調不良の原因は?水質の問題?
轟の滝での体調不良とは
2024年8月20日に熊本県天草市にある轟の滝で川遊びをしていた人たちが、体調不良を訴えたということがありました。
熊本県は20日、同県天草市天草町下田北を流れる下津深江川の轟の滝周辺で、川遊びなどをしていた高校生ら計46人が嘔吐などの体調不良を訴えていると発表した。いずれも軽症という。
読売新聞より引用
軽症ではあるものの、嘔吐や下痢などの症状が出ているようです。
また、新しく23人が症状を訴え、合計で69人となりました。
体調不良の原因は水質?
熊本県「天草の滝付近で川遊びをした46名が体調不良になった」
— ゆるふわ怪電波☆埼玉 (@yuruhuwa_kdenpa) August 20, 2024
天草保健所「水質検査をしたけど原因わからん」
これ怖すぎ
一体なにが原因なんだ
時代が時代なら村の長老によって人喰い滝として語り継がれていくレベル pic.twitter.com/W1zkhXsP50
今回の件を受けて、熊本県は川の周辺の水質調査を実施することになり、調査結果は原因不明ということになったそう。
あくまで水質の検査であり、菌の検査ではないんだとか。
感染症を疑っているとのことですが、考えられる感染経路は川の水なのではないかと思ってしまいますよね。
水質感染症とは、水を介して病原性の微生物が体内に侵入し、臓器や組織に定着するんだとか。
そうして増殖していった結果、腹痛、下痢、嘔吐、発熱などの症状を引き起こします。
轟の滝での体調不良者の症状と当てはまる部分も多いため、水が原因だと思われているのではないでしょうか。
菌が発生したと思われる理由とは?気温の上昇が原因?
①気温の上昇で菌が発生?
日本では熊本県を始め8月は35度以上の気温が続いています。
気温の上昇や、豪雨は水質に影響を及ぼすことがわかっているようです。
気候変動も、水質汚染の原因とされています。気温上昇、豪雨の増加、渇水なども水質に影響を及ぼしているとされます。
リミックスでんきより引用
熊本県は2024年8月19日の朝方に雨が降ったものの、豪雨と呼べるほどでもなかったよう。
しかし、近年の気温の高さは毎年例年以上の暑さを更新しているため、汚染されていてもおかしくありませんね。
②台風や豪雨の関係で菌が発生?
九州地方は毎年複数の台風に見舞われますが、その影響もないとは言い切れませんね。
(´-`).。oO(九州の轟の滝中毒は台風やら土砂災害で地質が安定しなくなったのかねぇ………。鹿やら猪やら増えすぎとかも?
— 百clip(∀)(V)-///^-^) (@clipword) August 21, 2024
2020年7月には熊本県で広範囲の豪雨が起こり、川の氾濫だけでなく、土砂崩れなども起こったため、甚大な被害となりました。
家屋の浸水や倒壊などもあったため、汚染された水が川に引いていったとも考えられますね。
災害も近年多発していますので、目視だけでは綺麗だと判断することが難しくなっているのかもしれません。
③排泄物による汚染?
川なので上流で感染症持ってる野生動物が排泄したり死んだりしても原因物質は流れてっちゃうもんね。
— かえる姫🐸@めんどくさい難病闘病リハビリ中くるしゅうないぞ🪭👑 (@aminah2500) August 21, 2024
3つ目の理由に排泄物からの汚染が考えられます。
野生動物の排泄物や、その時川で遊んでいた誰かの排泄物があった場合、水を介して感染した可能性もあるのではないでしょうか。
しかし、検査をするときには、原因物質も流れて行ってしまっていて原因の特定ができない可能性もあるよう。
その事案が発生して、すぐの検査でないと原因究明は難しいのかもしれませんね。